思考癖を変えていく ④助けてあげないとという上から目線の優越感、傲慢さを除去し、謙虚さを思い出す―1

人の潜在意識含む多次元全体で互いに助け合い、常に愛の中ですべての調和が維持できたら、どれほど幸せだろう
その世界に行くためには、どうしたらいいのでしょうか

全体のために、どのようなことをしたらいいのでしょうか
自分自身の未熟さを顧みるということを通してのみ、担当できる領域があります

高次のエネルギー、宇宙の無限の愛のエネルギーでヒーリングすれば心が癒されますが、そもそも全ての歪みは人間の不調和なエゴマインドが生み出したもので、闇とは人間の心の奥底に隠れているものだったりします
その本体である自身の闇、不整合、不正を正すことは、全体のために貢献できます
自分が出した不調和のエネルギーを回収し、正常に戻していけば、不具合が現象化することが減ります

理想の光と愛と栄光の美を追うようになると、自ら光を強めることで、必然的に裏側の闇が気づいてほしくてサインとして肉体が反応し始めます
それは一種の浄化であり、カルマ解消の瞬間でもあります

ダークな存在も光の神も、全て人間が創造したキャラクターです
それらがプロデューサーである人間が創り出した偶像だと思うと、全てがエゴマインドの妄想ということになります
その配役の中であらゆるストーリーを生きているわけですが
本当のあなたの魂の成功ストーリーを生きるために、その他の玉石混合の物語を終わらせていかなければいけません、いわゆる手放し、解脱です

そうして世界の不調和が整っていくとしたら、
これからの未来、全くの平和な世界が訪れる可能性があることに気づけます
その世界こそ、これからの新しい世界なのではと、ワクワクします

それを踏まえて、人間界での奉仕、献身という行為に関して今回は触れたいと思います

スピリチュアリズムを生きる人にとって、奉仕とは”道具意識”に徹することだと言われています
そうでなければ、他者への奉仕に携わる中で必ず”傲慢さ”が忍び込んできて、独りよがりの力みや利己的な実績追求の野心へと転落するからです

<シルバーバーチの教訓より: 道具意識 (spiritualism.jp)

それを基軸にみていくと、奉仕という言葉の意味が、わたしが認識しているものと随分とかけ離れていることに気づきました

とにかくわたしは奉仕がしたかったのですが、霊的にではなく、この世的にでした
それでも、それができるほど魂レベルが高くありませんでした
なので人生の大半、修行のような生き方をしていました

誰かが苦しんでいるのを解消することが、私は奉仕だと思っていました
感情の渦からの救済、求める者に与えること、自身の成長による繁栄など
例えば、すべて手作業で回している中小企業にITを導入することで、煩雑な処理を簡素化できる
実家が自営業で大変な様子を見て育ちましたので、私はIT業者になり、自らサポートさせていただいた、それは私の意志で行ったことですので、それは決して奉仕ではなく、やらせていただいたと言った方が正しい、その機会を与えていただいたので

しかし、慢性的な疲労と、魂が本当に求めることではなかったために
プロジェクトを終えた後に病気になりました

誰のせいでもありません、自分が勝手に判断してやったことです、それで身体を壊したとしても、会社のせいでも、親のせいでもありませんし、悔いはありません

奉仕って、誰かのために自己犠牲の精神でやることだからこそ、自分ができる可能な範囲内に限られていると思います、でなければ、自身がつぶれてしまうので
結果的に、私はそのシステム導入でとても満足していますが所詮自己満足です、悔いはありませんし、得た才能やスキルを使って両親が求めることをやり終えたので、これ以上その業界にいる必要性を感じなくなり、そのすべてを手放すことができました

プロ意識で働いていたのに、そんなにも簡単に才能、職を手放せるのが自分でも不思議です
そもそもプログラミングは嫌いでしたので、そこに何の未練もないのです・・・
私は奉仕というより、両親を見返したかったのかもしれません
見方を変えると、私は経営者である父の望む通りの夢を叶えただけのようですが
それでも、そこまで行動に移せるのだから大したものだと自分で褒めております

両親に感じている感謝というのは、仕事やスキルとは何も関係がありません
生んでもらったお礼を返さなければならないのではなく、生きているだけで十分で、それ以上に求められることは本来ありません、あるとしたら、カルマの関係でしょう

いろいろな経験をしてきて、結局、魂が求めることをやらなければ、本当の歓びには到達しないのだなぁと、実感しました
こういった話は、両親とは何も関係がない、自分本人の話です
むしろ、親を巻き込んではいけないのです、血縁は関係ありません

そもそも他者と共依存に陥るのは、内なる愛を感じられないところからくる渇望、というところでしょうか、バックグラウンドにインナーチャイルドが満たされていないような感覚があると、何をしても結局、同じ問題に引き戻されてしまいますので、

真の奉仕をしたければ、まずその領域を超える必要があります
その先に、魂の目覚めがあります

これまでしてきたことに無駄はありません
カルマの解消のためにその期間を経たという点では、よく頑張ったと思います
だからこそ、次にいける

ブロック解除やカルマ解除など、エネルギーワークは多々あります
そういった施術をしているヒーラーもたくさんいて、サポート体制は整っています
時には忍耐が必要なときもあるでしょう、しかし自分の未熟な部分を成長させるつもりで関われば、必ず解消される時が来ます
思っていた形と違う形で解決するかもしれませんし、状況は変わらなくても、自分のなかのわだかまりが消えて解決するかもしれません
どのような形で解消されるかわかりませんが、一つ一つ丁寧にクリアしていくと、その先には喜びしかありません、それが宝となり、光となります

既に高次からのサポートは降りてきています、特に何かをせずとも平等にエネルギーは高まっています

やがてすべてが導かれているような感覚になり、苦しみや悩みのない新たな世界で大きく羽ばたける時が来るでしょう
それが本来の魂が秘めたるパワーで、皆が平等に与えられているものだと思います

もし今、正常な判断ができず、表現できず、言葉にだせず、ただずるずると、
巨大迷路に迷い込んで、負のループに陥り、疲弊し苦しみ悩んでいるとすれば、
それはあなたが飛躍するチャンスでもあります
そこから抜けたら、どれほど軽やかなになるか!

日頃から自分を大切に、誠実に扱うための気づきの促しかもしれません
どこかで自虐的な思考になっていて、自分に対するそういった不条理を許してしまっていた
それがあなたの無意識の癖だということに気づくきっかけかもしれません
ダメな自分、足りない自分、嫌いな自分だから、こうなるのは当然だよなぁ、こんなもんだよなぁ・・と、不当に扱われることを正当化し、自分で自分を毎日絞め◯していることに慣れてしまっていたと、気づけるようになります

そうしてようやく、己に対する加害者であることをやめるのです

気づき学ぶまで繰り返し人生に現れてきます
ループから抜け出せないときは、自分が変わらないといけないんだと理解してください
思考の癖を変えていきましょう
毎日、自分の心の声に忠実に生きるようにしてください
誠実に扱ってあげてください
大切にしてあげてください
自分を救ってあげてください

そして、本当の平和や幸せを体感してください
ここが重要です!
過去の習慣はきれいに捨て去り、新たな幸福を手にしてはじめて上書きされます
そうして初めて、自分で自分を許せるのです・・・今までごめんね、と

ここまで他者への奉仕とは関係ないように感じるかもしれませんが、
本来の奉仕は愛の心でやるもので、報酬を求めるものではありません
自分の心の寂しさを埋めることではありません
やった結果が全部自分に還ってきますから、それが自分にとって自然なことで、全てに感謝できないのであれば、今あなたがやるべきことじゃないのです

未だ奉仕ができる状態じゃなければ、まだ自分の中に癒すべきところが残っていて、それを癒していく必要があります
癒しと共に、未熟な部分を見直したり学んだりする方を優先して、少しずつレベルアップしていけばいいのではないでしょうか

その先に、奉仕に繋がればいいのだと思います

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