猫と過ごすのが初めてな初心者にとって、日々の出来事はすべてが???で学ぶことだらけです。
猫の口呼吸は、熱射病の一歩手前のサイン、酸素不足から危険な状態であると、さまざまなところで書かれていますが、我が家に居候中の御猫様は、走りまくった後にいつも口呼吸をされています。エアコンをつけていてもされていますので、これはもうはしゃぎすぎということで、鎮静化させなければならないと。
ふつう、疲れたら自動的に休むだろうと、そんなに対して気に留めていなかったのだけど、自分から走り回らなくなると思いきや、なぜかこの方やめないんですね。子猫あるあるで、遊ぶのが楽しすぎてやめられないらしい。なんと。子猫は何から何まで指示してあげないとだめなんだねぇ。
そういえば、野良猫たちは無駄に体力を消費しないように生きるのが本当に上手だった。一番涼しいところ、えさをくれる人、トイレしても怒られない場所など、よく観察している。狩り以外で体力を温存する方法、無駄にライバルと戦わない方法、そのための知恵を持っていた。したたかで、遠慮なく、人に媚びない生き方をしていた。
そういった、母猫が持つ叡智を子猫の頃に学んでいくんだろうな。子猫は本当によく観察して学んでいるから。野生の威嚇や切れのある猫パンチも、母猫から学んだものだったんだろうなぁ。人間に近づかないように、しっかり威嚇するようにと。今となっては、その母猫の名残は跡形もなく消えてしまったが。
うちに来てしばらくして、真菌系の駆除を行った。そういえば、トキソプラズマなどに感染すると、開拓精神が醸成されると、どこかで聞いたことがある。その生体の性格や気性の荒さは、生まれ持った魂のものもあるだろうが、真菌や細菌が原因の可能性もある。人間でも腸内フローラを整えると、体系が痩せたとか、甘いものに強くなったとか、性格が穏やかになったとかよくある話なので、たぶん猫も同じなのではと思う。最初の頃の、あの野生の荒さは、除菌によって消えたのかも。で残ったのが、ビビりの性格。彼の本質からして、彼は屋内が合っているのかもしれない。
びびりということは、心臓に負担をかけない方がよい。心臓が悪いのだろうか。何かをかばった結果、びびりになったのか。もしそうなら、口呼吸はあまり喜ばしい状態じゃないな。心臓に負担をかけないように、運動もほどほどにしないといけない。考えすぎか。
母猫は、もしかしたら子猫の疾患を見抜いていたのかもしれないなぁ。自然の摂理通りに、身体が弱く疾患がある子を育児放棄した可能性も否めない。まあ、もしそうだとしても、君は屋内で生活するから大丈夫だよ。