霊的世界は、愛を軸に助けあいがなされ、愛をもってすべてを解決していくような感覚がある。そこにあるのは対価交換ではなく、感謝交換。ありがとう、という言葉を受け取って、相手が喜んでくれてうれしい、相手の成長をサポートできたことが嬉しいと思えたら、それで交換が成立する。
自分という存在が動く動機は何か。相手を愛していたり、こうしてあげたいと思う気持ちが情熱に火をつけ、頼まれていない中でそれを相手にもたらすこと。これがもう、一番ワクワクする。いい意味で相手にショックを与え、回復させたり成長させたりすることが好きだ。もしそれができて、結果的にその人が輝いたりより成長したり、よい変化が起きたなら、もうそれで大満足だ。
素直に、大好きな人が喜んでる感覚を感じることが喜びだった。それに尽きるんだと思う。自然に何かしてあげたくなる。もうそれでいいんだと思う。自分にそれが自然にできるようなマインド、環境を整えてあげたい。純粋な思いからくる動機をそのままに行動できるように。そんな思いが自然と出てくる。
それを思いっきり体験できるのが、この霊的な見えない世界だったりする。物理的な人間関係ではなく、霊的世界で大好きな人の心に寄り添うこと。これがとても楽しくて仕方がなくて、自分ってこんな一面があるのかと驚くくらいの経験ができたり、こんな能力があったんだと信じられないことができたりと。物理次元でやったことないことばかりができるから、本当に楽しい。私はこちらの方が生き生きしているし、愛を感じられている。不思議と。でも、嫌なエネルギーもたくさんいるんだ。詐欺師みたいな人とか、偽者とか。だから、霊的世界にいる時は、ある程度最低限のエゴを満たしたら、機能を果たすような感覚に切り替えたほうがいい。そのタイミングを絶妙に掴むためには、執着を手放す必要がある。
スピリットに戻り、魂としての自分の役割を思い出し、それを果たしたとき、真なる喜びを体験できる。その機能として自分を活かせたとき、充実感が出るだろうし、やりがいを感じられる。久しくその感覚になっていないから恋しく思う。また、あの感覚で社会に貢献できる時がくるのだろうか。今年はなんだか楽しくなりそうな予感がする。