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霊的観点から見た安倍元首相殺害事件と、統一教会の本質と教義(統一原理)の間違い (spiritualism.jp)
地球上の宗教の歴史を俯瞰すると、狂信的宗教によって、狂気と殺戮が引き起こされてきたことが分かります。狂信的宗教は、自分たちの宗教の正当性を主張して他の宗教を攻撃し、“人殺し”をごく当たり前に行ってきました。中世には、キリスト教徒による十字軍が、自分たちの正義の旗のもとに大量のイスラム教徒を殺害してきました。またイスラム教のジハードでも、自分たちは正義であるとの信念のもとで他人を悪と決めつけて攻撃し、殺害してきました。宗教の歴史を見れば分かるように、狂信性の強い教団が自分たちの正義を旗印に、しばしば“人殺し”という犯罪行為に及んでいるのです。もちろん彼らは、それを犯罪だとは思っていません。
このように考えると、日本で引き起こされたオウム真理教のサリン事件や、統一教会の霊感商法などの犯罪・詐欺行為も、地球上の宗教の歴史の中では、ごく当たり前の出来事にすぎないことが分かります。オウム真理教の場合は、宗教的な争いがめったに起きない先進国の日本において殺人事件が発生したという点で目立ったのであって、地球上の宗教の歴史の上では、それほど珍しいことではありません。統一教会の場合は、オウム真理教のような殺人事件にまでは至っていませんが、人騙しと詐欺性の度合いがひどかったために、特別な事件として騒がれることになったのです。
オウム真理教や統一教会という狂信的宗教では、「自分たちだけが正義であり、それを貫くためなら人を騙して利用しても構わない」と考えます。極端な自己中心的・独善的な価値観に基づいてすべてを判断し、行為に走るという点で、オウム真理教と統一教会は本質的に共通しているのです。(引用ここまで)
一見、騙されるわけないよねと思うものに、人は騙されます。誰も、騙されたいと思って騙されているわけではないですから。やはりその人の中に騙される何かしらの要因があり、それと向き合わない限り同じ目に遭います。詐欺にあう人は、自分からあいに行っています。いかなければいいんですよ。だけれども、いってしまう。それは何故だと思いますか?
スピリチュアルジプシーも同じです。自分の中で、金券と引き換えに欲しいものがそこにあるからです。何を望んでいるのですか?霊的成長ですか?愛ですか?許しですか?救いですか?宇宙意識ですか?それらはほぼ、見えない世界のものでしょう。そうしたビジネスが成立してしまっている以上、なくなりはしないのですから、あなたが変わるしかありません。変わると決めてください。
これは私自身で自問自答している言葉たちです。人生すべてにおいて言えることです。無知は罪という言葉があるように、知らなかったでは済まされないことが世の中に多いのは事実です。知ろうとしてください。何がスピリットにとって良くて、何が良くないのかを知ってください。もうその時期に来ています。
地球上にあった歴史上の宗教の多くをこれまで見てきましたが、宗教に限らずビジネスにおいても、これらのすべてを終わりにする時だというサインが来ています。これからの時代、ますますこの宗教性に富んだグループが現れることになります。そして、それらをビジネスにしたものも多様化してきます。なぜなら、物質的なもので満たす時代は終わり、精神性を満たす時代に移行しているからです。過去世の記憶を再現する存在も出てくるでしょう。そういったものが乱立する世で、あなたがあなたでいられるように、是非このタイミングであなたの宗教観を見直してみてください。